その後、人生苦の辛酸を経験したことから次第に宗教に道を求めていくようになり1935年「大日本観音会(世界救世教の前身)」を設立し本格的な宗教活動を開始しました。
また、新たな文明を創造するには宗教分野だけでなく教育・医学・芸術・農業の重要性を説くようになり、その具現化のために「芸術活動」を推し進めていきました。
岡田教祖は優れた芸術に接することにより、心や魂の浄化を目指すという考えのもと『紅白梅図屏風』『色絵藤花文茶壷』『翰墨城』といった国宝をはじめ優れた美術品の蒐集に努め、1952年に箱根美術館を建設。その後、生誕100周年にあたる1982年にMOA美術館が開館し現在に至っております。(⇒岡田茂吉美術文化財団 参照)
いずれの美術館も「美術品は決して独占すべきではなく、一人でも多くの人に見せ、娯しませ、人間の品性を向上させることこそ、文化の発展に大いに寄与する」との岡田教祖の信念に基づき運営がなされております。
当社では今日まで岡田茂吉教祖の御直筆の表装・額装を数多く手掛けており、こちらにその一部を掲載しております。
御用向きの際には「お問合せ」ページよりご用命ください。